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こんばんは 100匹目の羊です。
本日、オーダーまくらをお求めのお客様がお二人ご来店されました。
【一人目:30代 女性】・・・一番お悩みなのは肩こりとのことでした。他に寝付くのに2~3時間かかる時がある(寝床で眠るまで待つそうです)、よく夜中に目が覚める(眠りが浅いと言われていました)とのこと。今お使いのまくらは固めのパイプまくらとのこと。敷き寝具はフローリングの上に敷きふとん2枚敷かれているようです(中わたは不明)。
【改善ポイント】・・・寝る前に活動的なことをされていないか?と、尋ねると、「バタバタと家事をしてそのまま寝床に入っている。」とのこと。体が眠るスイッチが入らないまま寝床に入ってしまっていますね、これでは寝つきは悪くなります。しかも眠れないからといってそのまま寝床にずっといるのは良くありません。そういう時は一旦寝床から出て気持ちを落ち着かせる、リラックスしてください。そして眠くなってから寝床に入って寝ましょう。無理に寝ようとすると余計ストレスを感じて眠れなくなりますので。「寝る前に30分ほど気持ちを落ち着かせる時間を作ってください。」とお伝えしました。そして寝具、基本的にフローリングの上に直で寝るのはおススメできません。一応、敷きふとんを二枚敷かれていますが中身の素材も分からず、ちょっと長い(9年以上?)期間使用されていますので交換された方が良いと感じました。腰も少し痛いように言われていましたので、フローリングの上では底冷えし腰を冷やしますし、硬くて腰が浮きます。そうすると変に体に力が入って、肩こり、中途覚醒などの原因になっているのかもしれません。とお伝えしました。
そしてまくらをお作りさせていただき、ほんの5mmの微調整をさせていただきお持ち帰りいただきました。このお客様はお早めに敷きふとんの更新をされることをおすすめします。少しでも気持ちよくお休みいただきたいので。
【二人目:30代 男性】・・・首ヘルニア、腰痛持ちなど。首をかばうから肩こりがひどいようにおっしゃられました。首ヘルニアのため仰向き寝ではしびれが出る、そのため横向き寝とうつぶせ寝で寝ているとのこと。今お使いのまくらはパイプのまくらに、自分でタオルで高さを調整しているまくらとのこと。今お使いのまくらはふわふわ感が嫌いとのこと。敷き寝具は7年ほど使用されているスプリングマットレスをベッドパットなしでご使用。睡眠薬ではないが、寝る前に首の痛み止め薬を服用されている。が、たまに夜中に痛みで目が覚めることもしばしば。
【改善ポイント】・・・まず前提としてまくらは「治療器」ではなくあくまで「寝具」であること。首ヘルニアが治ることはないが今より楽に眠れる可能性はあるということ。これを踏まえての改善ポイント。仰向きで寝られない⇒横向き寝やうつ伏せ寝になる。「横向き寝・・・敷き寝具にもよるが肩への負担がある。」「うつ伏せ寝・・・深い呼吸がしにくくなる、腰は少し楽だが肩への負担がある」、目標としては「痛み止めが無くても仰向け寝で眠り、朝までぐっすり眠れること」を目標とすると、やはりまくらと敷きふとん、敷き寝具が非常に重要であります。まくらはオーダーメイドで作らせていただくとして敷きふとんは①クッション性と保温性を高めるためベッドパットを使う ②ベッドマットレスの更新 の二つが思いつきお伝えしました。
そしてオーダーまくらと一緒にオーダー敷きふとんもあわせてお試しいただいたとき「仰向け寝でもしびれが弱くて楽です。」と感想をい
ただきました。体に負担の少ない寝姿勢を体験いただけただけでも良かったと思います。高価なものにはなりますが「家のベッドではできない、仰向け寝が楽にできる敷きふとん」です。次回、寝具の更新の際に選択肢に入れていただければと思います。
以上、本日ご来店いただいたオーダーまくらをお求めのお客様でした。お悩みはほんとに人それぞれです。少しずつでもお悩みが解消できるように頑張らせていただきますのでこれからもよろしくお願いいたします。
それではまた明日もよろしくお願いいたします。
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