羽毛の仕立て替え工程①

こんばんわ 100匹目の羊です。

今日は写真をご用意しました。
タイトルの通り、羽毛の仕立て替えの作業工程をご紹介いたします。当店で羽毛ふとんの仕立て替えをご依頼いただくと、まず8種類の側生地からお選びいただきます。そして次は羽毛の洗浄方法ですが、完全洗浄コース、スチーム&除じんコースの2種類からお選びいただきます。そしてご依頼いただいたとおりにお仕立てさせていただきます。
羽毛製造メーカー様によります羽毛の仕立て替えの工程を見学してまいりましたのでご紹介いたします。完全洗浄コースになります。

①まず解体されたふとんから羽毛を取り出します。そして洗浄前に一度除じんされます。除じん室の写真です。
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洗浄前に除じんすることにより付着したゴミなどを除去します。
②羽毛を洗います。洗濯機のように自動で洗うのですが、もみ洗いを再現した洗浄方法により羽毛へのダメージが少なく洗えます。そしてなにより45度の温水を使っていますので洗剤も少なく付着した汗や皮脂もしっかり洗浄します。洗剤は天然パーム油を原料とした自然にやさしい洗剤となっております。リズムカルにバシャッバシャッと聞こえていました。
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メーカーさんのこだわりから、この自動洗濯機は日本で特注で製作してもらった代物とのことです。
そして脱水が完了した羽毛はこちら↓

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シングルロングサイズの羽毛ふとんで約1.3kgほどダウンが入ってますが水分を含んでいるのでボリュームはまったくありません。このとき水分率は約60%程とのことです。ここから乾燥へと進みます。
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只今、乾燥中です。制御盤にモニターがあり現在の状況がリアルタイムで確認できます(水分率、機内の温度など)。乾燥は150℃の高温で短時間で乾燥します。ここでのポイントは150℃という高温で、羽毛の水分率を13%以下まで乾燥させることによりフンワリ仕上げます。他社メーカーではこの乾燥の工程では100℃で乾燥させているようです。そしてこの後、再度除じんし出来上がった羽毛がこちら。

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写真では伝わりにくいですが、すごくふわふわに仕上がってます。見た目もきれいに、においもありません。新品同様に仕上がっていました。ドイツ生まれのスーパークリーンシステムに、メーカー様のアイデアがこの羽毛のリフレッシュを支えています。そしてここから仕立てにかかりますが、それはまた後日、更新いたします。

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ゆめタウンにいる恐竜です。明日までいます。お子様がおられる方は一度見に来られてはいかがでしょうか。みなさん写真を撮られたり楽しまれております。
それではまた明日もよろしくお願いいたします。

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