電気毛布はだめ!

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こんばんは 100匹目の羊です。

「綿の敷きふとんを使っているけど、一枚だけじゃ寒いから綿のおふとんの下に一枚何か敷きたいんですが何かいいの無い?」

今日、そんなお客様がご来店されました。以前に当店で仕立てさせていただいた木綿敷きふとん一枚でお休みとのこと(ありがとうございます)。ちなみに木綿の敷きふとんは3年ほど使用されていました。寒いのでその下に敷き寝具を追加したいとのことで、あまりかさ高くないものが良いとおっしゃられました。

詳しくお話をお聞きすると、どうやら木綿の敷きふとんがとても気に入られている様子でした。天然繊維ですし蒸れも少ないなど、それから大切なわただったなどお気に入りのポイントを色々お聞きしました。これは仕立てさせていただいた当店は嬉しい限りです。

木綿の特徴として吸湿性は良いのですが発散が苦手なので、定期的に溜め込んだ湿気を発散させてやらないといけません。いわゆる布団干しです。これを定期的にしてあげると木綿のふとんは湿気もなくなりふっくらし弾力まで復活します。干してもふっくらしなかったら仕立て直しの合図ですかね。

しかしその木綿の敷きふとんでは寒いということで、冬には電気敷き毛布を使用されるとのこと。これはふとん屋としておススメしません。電気毛布を使うとゆっくり眠れない理由はまた後日お話します。

「綿の敷きふとんの上に一枚追加されたらどうでしょうか?」とご提案しました。
「例えばウールなら吸湿性に加え発散性も綿より良いのですよ」と。
「木綿よりいいの?」と言われたので
「はいそうですよ。」と答えました。
ウールの質にも左右されますが、一般的にウールは吸湿発散性が木綿より優れているので取り扱いも楽です。
「そりゃ他にもキャメルとかありますが、良いものを上げればキリが無いですよ、金額も上がります。」とお話すると
「見せて欲しい。」と言われたのでサンプルを見ていただきました。で、簡単に特徴をご説明させていただきました。すると「これが欲しい。」と言われたので「現物も無いのに注文しない方がいいですよ」と言いましたが、とても気に入られた様子でしたので、たまたま現物があったので見ていただき正式にご注文いただきました。

てなことが今日ありました。結局その方はウールの敷きパットも合わせてご注文いただきました。

流れとしては上記のような流れですが、僕の考えとしては以下の通りです。
当店の綿のおふとんは約5.5kgですので、一枚では床つき感があって痛い、寒いが出てくる可能性がある。三年ほど使用されているのでそれなりになじんできていると予想。その上にキャメル敷きふとんを敷いても柔らかすぎることは無いはずです。てか和式のスタイルで綿敷きふとんをベースとして考えるなら、この二枚敷きってかなりおススメできるものです。それにプラスしてウールの敷きパットなのでふとんに入った瞬間にひんやりすることも無いです。本当は敷きパットに医療用脱脂綿を使った「サニセーフ」をおススメしたのですが「一週間に一回の洗濯は手間」とのことでしたのでウールの敷きパットになりました。まあふとんに入ったときのひんやり感が少ないのはファーのようになってるウールだと思うので問題はないです。

氷上という土地ではこれでも寒いときがありますので、そういう時でも電気毛布は絶対に使わずに「お風呂にしっかり入って体の芯から温まること」と「湯たんぽを足元に」と二点おススメしました。

またまた眠いのと急いでるのとで何言ってるかわからない状態になりましたが、現状使える寝具、使いたい寝具を踏まえてこんなアドバイスしましたという話です。電気毛布はだめです。

それではまた明日もよろしくお願いいたします。

1015 100匹目の羊

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