羽毛ふとんは◯年で洗う?一番最適な羽毛ふとんのケア時期とは

兵庫県も梅雨入り。
寝具の衣替えも終わり、もう冬の掛けふとんを使っている人も少ないはず。
ほとんどの方は冬の掛けふとんとして軽くてあったかい羽毛ふとんを使われていると思います。

今回はその羽毛ふとんの最適なお手入れ時期と方法、それぞれのメリットデメリットもご紹介したいと思います。

 

①羽毛ふとんの丸洗い

羽毛ふとんは丸ごと水洗いができます。

【メリット】

  • 側生地の汚れが落ちる。
  • 臭いが少なくなる。
  • コストがかからない。

【デメリット】

  • 生地の吹き出し止め(ダウンプルーフ)が弱くなり吹き出しやすくなる場合がある。
  • ダウンとフェザーが絡まり合いダマ(ピリング)になりやすい。

丸洗いでできることは「側生地の汚れを落とす」こと。
中の羽毛まできれいにはできませんし、羽毛の切れた毛(ファイバー)など使用した際に出るゴミは除去できません。
また丸洗いの最中に、ダウンとフェザーが絡まり合いピリングになり、カサが低くなることがあるようです。
そして羽毛ふとんの側生地はダウンプルーフという羽毛の吹き出しを防止する加工が施してあるのですが、洗うことによってこれが緩む、弱くなることがあります(側生地がウォッシャブルタイプならOK)。
基本的にサテン地はできないものが多いようです。
他にも「ミシン目の無い熱融着キルト」や「側生地に絹が使われている」ものなど洗えないものもありますので、詳しくはお問い合わせください。
できない羽毛ふとんであることと、できない理由と一緒にお伝えさせていただきます。

こんな人におすすめ

「側生地の汚れを取りたい。」「臭いを少なくしたい。」という方におすすめです。
日本羽毛製品共同組合では購入してから3年ほどで丸洗いを推奨していますが、私どもとしましては「購入から5年ほど経って、汚れが気になったとき」でいいと考えています。
また、寝具専門のクリーニング業者で丸洗いをされることをおすすめしています。
何も知らないクリーニング業者さんは側生地にホッチキスで穴をあけたり(羽毛吹き出しの原因に)、寝具の汚れに慣れていないのできれいに洗えないこともあります。
当店では信頼できる寝具専門のクリーニング業者にお願いしております。
羽毛ふとんシングルサイズで5,400円(税込)+送料1,296円にて承っております。
二枚で送料無料になります。

 

②羽毛ふとんのリフォーム(プレミアムダウンウォッシュ)

羽毛ふとんはまるで新品のようにリフォームできます。

【メリット】

  • 側生地が新品になる。
  • ダウンがきれいになって膨らんでカサが出る。
  • 丸洗いよりも臭いが少なくなる。
  • サイズ変更できる。
  • 当店の方式はわりとすごい。

【デメリット】

  • コストがかかる。
  • やっても意味のないものもある。

当店の羽毛ふとんのリフォームは「ダウンを取り出して温水で洗って高温で乾かしてふっくらさせてゴミを除去する」という日本羽毛製品協同組合のプレミアムダウンウォッシュ方式をより進化させた方法で極限までダウンをきれいに仕上げます。
温水で洗うことで「汗や皮脂などの汚れがしっかり落ちる」、高温で乾かすことで「ふっくらする」、そして洗う前と乾燥した後にゴミを取ります。
新品にはなりませんが、ふんわり復元したダウンを、新しい側生地に吹き込むので、サイズの変更も可能になります。
例えば、ダブルサイズからシングルサイズにサイズダウンしたい、冬用ではなく夏用のダウンケットにしたりと自由自在です。

ただ、たくさんの工程がありますのでコストがかかります。
なので羽毛の傷みがひどい時には価格以上の見返りがない場合もあります。
そのような羽毛ふとんはリフォームをおすすめできません。
買い替えをおすすめしています。

こんな人におすすめ

 

「羽毛がへたってカサがなくなり寒くなってきた。」「羽毛が片寄っている。」「側生地がやぶれて羽毛が吹き出す。」「サイズを変えたい。」という方に羽毛ふとんリフォームがおすすめです。
「購入して10年以上経った、上記のような症状が気になった」時期におすすめです。
ただなんでもかんでも出来ますよ!とは言えません。
リフォームして価値のあるもの、意味のないものがあります。
当店では海外に羽毛を視察に行った知識と経験豊富な日本羽毛ふとん診断協会認定のダウンプロフェッサーがお客様のご要望に応えれるかどうかの無料診断させていただいております。

 

 

気になる方はまずはお問い合わせくださいね!お待ちしております!

TEL:0795-82-8567

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